nx4820 の CPUファンから異音 (2)

(前回のポストはこちら nx4820 の CPUファンから異音 (1))

愛機のファンから異音…どうにかしたくて、グーグル先生から色々教えてもらう。
以下、教えてもらったこと
  1. PCのファンは消耗品である
    • 異音=寿命の可能性大
  2. ファンから異音がする主な原因は
    • ホコリが入り込んだ
    • ベアリングや軸が摩耗している
  3. 回避策として、以下をしている先達がいらっしゃる
ファンが消耗品というのは、とても意外だった。
ベアリングや軸が摩耗するというのも、意外だった。
(というか、知ったこと全てが意外なことばかりだった)

ファンの構造自体はとても単純に見えるのだが、奥が深いなぁ…
(調べる内に、静圧とか静音とかの情報も出てきたけど、それらはデスクトップ用っぽい)

そこで、先達に倣ってベアリングのグリスアップをしてみることにした。
グリスを塗れば、大概の物 (少なくとも自転車やバイクのチェーン) はスムーズになるという経験談から。

で、実作業に入る。
先達の記事を見ると簡単そうに見えるが、見るとやるとではやはり大違い。

  • まずはPCの電源とバッテリーを外す
  • PC底面のネジを全て外す
    • ネジがあった場所を忘れないように、念の為A4の紙にプスプス刺しておく
  • HDDと無線LANカードを外す
  • PC底面カバーを外す
    • 先達のように、マイナスドライバーで前面を押し、残りは爪を手で緩めるようにして外す
と、ここまで来てようやくファンとご対面。
さらに

  • ファンからボードに繋がっている線を外す
    • ちなみに、3pinだった
  • ヒートシンクとファンを接続しているネジを外す
  • ファン上部のカバーを外す
    • カバーの吹き出し口付近に親指を当て、みかんを剥くように力を込めると「パカッ」と外れた
  • ファン下部の黒っぽいシールを剥がす
    • ビリビリになってしまう…しょうがない
で、やっとベアリングとご対面。
ここに、グリス (KURE シリコングリースメイト) を入れる。同じ KURE でも、556 はプラスチックを侵食する可能性があるらしいのでNGとのこと。

その後、逆の手順で元に戻す。
初めての時は、ここまで1時間くらいかかったと思う。
その分の成果は期待したい所だなーとワクワクしながらPCを起動する。
結果、ファンが回転すると金属音が


(キーン)


まだ出る orz
しばらく時間が経てば解消されるかと、淡い期待を寄せるも、症状は一向に改善されず。
このため、ベアリング交換をするはめになりました。

(nx4820 の CPUファンから異音 (3) - lm-sensors に続く)

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